初の海外旅行 in サイパン vol.4(「古代女(こだじょ)の旅時間」より)

海外旅行

4日目:3月11日

前日に引き続き、ホテルに迎えに来てくれたバスに乗り込み港へ。
今日はちょっと大きい船でテニアン島に向かいます。外洋に出ると、けっこう揺れる。酔うまではいかなかったけど、ちょっときつかった。乗船時間は2時間半くらいだったかな。

サイパンに比べると「外国」って感じ。テンションあがります。カジノのついている大きなホテルで荷物を預け、ツアーデスクで「ウミガメスノーケリング」を申し込む。ツアーまで時間が余ったので、島内観光&ランチへと出掛けました。

遺跡好きの私と友達は、南国に来ても遺跡をチェック(笑)。昔の(どのくらい前かはわかんなかった)チャモロ人が住んでいた住居跡や井戸の跡を見学。


その後、フレミングレストランというところでランチ。私はチャモロ風カレーを注文。友達は日替わりランチを注文。お味噌汁がついていました。ちょっと不思議(笑)。

炎天下の中を歩いたので、帰りはビーチまでタクシーを使おうと思い、近所のホテルのフロントに寄る。が、島にタクシーは無いらしい。移動手段はレンタバイクが有効だ、何で借りてこなかったんだ?ぐらいの勢いで言われる…。私は暑いのには強いので「じゃあ歩いて戻るか」と早々に諦めたけど、友達はかなり凹んでた。かわいそーなことをしちゃった。
ダラダラ歩いてビーチに到着。マニャガハ島や本島のビーチに比べて野趣があっていい感じ。

ウミガメツアーは船で沖合まで行くらしいのだけど、前のツアー客がウミガメが見つからずまだ戻ってきていないとのこと。しばらく待つことになる。その間、スノーケリンググッズを無料で貸してくれたので、泳いで待つ。マニャガハ島より魚の種類が多く、断然楽しい。けど水も冷たい。

1時間ぐらい待って、ようやくウミガメツアーに出掛ける。ボートでびゅーっと沖合に行って、突然ここいらで飛び込めと指示されます。「サメがいるかもよ~」などと言われ、かなりびびらされます(笑)。ザブンと飛び込み、チャモロ人のおじさんと手を繋ぎながらスノーケリング。水深は15mぐらい。けっこう深いし、波も荒い。私は水泳部なのである程度泳げるから、まぁ大丈夫だけど、泳ぎの苦手な人はちょっと怖いかもしれない。
途中、ウミガメのいそうなポイントに来ると、おじさんが素潜りでぐんぐん潜っていく。何度目かのポイントでようやく岩場からウミガメを探し出してくれた。感動。すごくかわいい。ふわーふわーと泳いで、どっかへ行っちゃった。

この後、もう一回ウミガメを見ることができた。が、これで終わらないのがすごい。何がすごいって、ガイドのおじさんはこのツアーで今夜の夕飯確保も兼ねているということ。カメ見たんだから後は俺に付き合えってな感じで、延々と漁に付き合わされる。魚を見つけるとモリをもって潜っていき、ブスッと一突き。お見事!ではあるが、捕れた魚を私たちに持たせる。

魚を手に、波間に浮かぶ私たち。なんだか酔ってきちゃったよ。行きに降ろしてくれた船も居ないし、体は冷えるし、心細さゲージはMAX。いつまで続くんだろうか…。

小一時間、おじさんの漁に付き合った後、やっとお迎えの船が。よかったよぉ(泣)。ホテルに戻って、シャワーを浴びて着替えたら、帰りの船の時間。少し波酔いをしてるみたいだったので、ホテルの売店で酔い止めを探したけど見つからず。これが大きな敗因となった。
波酔いと相まって、帰りの船で完全にノックダウン。気持ち悪さを通り越し、悪寒と手足のけいれん(後で知ったけど、これは乗り物酔いのかなり末期的な症状らしい)。あれほどつらかったのは、後にも先にもあの時だけ。マジで死ぬんじゃないかと思いました。こんだけ揺れれば他の人もみんな酔ってるはずって思ったのに、サイパンに着いたら死んでたのは私だけ。みんな強いなー。

ホテルのフロントで、必死の形相で酔い止めの薬がないか聞いたが、近所のコンビニを教えてくれるのみ。くそー!薬ぐらい置いとけ~!と怒鳴る元気もなく、そのまま撃沈。気がついたら夜10時近く。友達は私の水着を洗ってくれた上、明かりが眩しいといけないからと、バスルームで本を読んで時間を潰してくれてました。ありがとー!!!

なんとなく波間を漂ってる感覚はぬぐえないものの、だいぶ復活したので夕食へ。747という日本語OKで送迎付きシーフードレストランに行ってみました。ワタリガニのパスタとシーフードサラダを注文。暖かくて濃厚な食べ物、元気出ます。

早めに戻って、就寝。ずっと波揺れ感は続く…。おえ…(涙)。

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